日本の緑茶で、高級ブランド茶。宇治茶は京都府内で宇治地域に由来する製法により仕上げたものであり、京都と周辺三県（滋賀・奈良・三重）で栽培された茶葉のみ使用することができる。狭山茶と静岡茶とともに日本三大茶の1つ。爽やかな茶葉本来の香りと上品な渋みを感じるのが特徴。

埼玉県西部（入間市・狭山市・所沢市）を中心に生産されている緑茶。寒冷な気候で育つ厚みのある茶葉と仕上げの段階で行われる「狭山火入れ」という火入れ技術により、狭山茶特有の濃厚な甘味を生みだしている。宇治茶と静岡茶とともに日本三大茶の1つ。

静岡県で生産される緑茶。静岡県はお茶の産地の中で生産量第1位を誇る。県中央部の牧之原台地をはじめ富士山麓、安倍川、大井川、天竜川、太田川流域などの各地で栽培されている。静岡県の肥沃な土地と寒暖差のある気候によって県内の各産地ごとにお茶の味わいや香りが異なり、それぞれのブランドがあるのが特徴。有名なものは本山茶、川根茶、掛川茶など。