いしる(いしる) 石川県石川県能登半島北部で古くから作られている調味料。イワシやサバの内臓や頭、骨を塩漬けして発酵させた魚醤油で、独特の風味がある。骨や内臓を無駄にしない生活の知恵から生まれた。他にイカの内臓を使った「いしり」もある。詳細 »
しょっつる(しょっつる) 秋田県秋田県で作られる魚醤。秋田県の県魚であるハタハタなどの魚を主な原料に食塩を加え、1年以上の長期間をかけて発酵させて作る。江戸時代から作られている伝統的な調味料。石川県の「いしる」や香川県の「いかなご醤油」と並ぶ日本三大魚醤の1つ。詳細 »
いかなご醬油(いかなごしょうゆ) 香川県香川県が作る魚醤。魚の「いかなご」を原料に塩を加えて漬け込み定期的に混ぜ、長期間発酵させて作る。古くは朝廷に献上されるなど歴史のある伝統的な調味料。近代に入ってからは醤油の代用品として大量生産されたが、大豆醤油の発達から徐々に生産も少なくなり、1950年台にほぼ途絶えた。近年では再興され、少量の生産が続けられている。秋田県のしょっつる、石川県のいしり(いしる)などとともに日本三大魚醤の1つ詳細 »