三州瓦(さんしゅうがわら) 愛知県愛知県の西三河地方で主に生産される瓦。石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つ。三州瓦の「三州」とは愛知県の三河地方のことを指し、古くから三河地方は瓦の生産地。瓦としての日本国内シェアはトップであり、日本の年間瓦生産総数の約60%を占めている。詳細 »
淡路瓦(あわじがわら) 兵庫県兵庫県の淡路地方(淡路島)で生産される瓦。三州瓦、石州瓦とともに日本三大瓦の一つ。1613年(慶長18年)に池田忠雄が由良成山城を築城する際に、播磨国から播州瓦の名工・清水理兵衛を招いて瓦を作らせたのが淡路瓦の起源と言われている。淡路瓦の種類には、いぶし瓦、陶器瓦、窯変瓦などがあるが、いぶし瓦に適した「なめ土」と呼ばれる粒子の細かい粘土を使っており、いぶし瓦ではトップシェアを争う。詳細 »
石州瓦(せきしゅうがわら) 島根県島根県の石見地方で生産されている粘土瓦。三州瓦、淡路瓦とともに日本三大瓦の一つ。 江津市、大田市、浜田市、益田市などで生産が行なわれている。粘土を1200度以上の高温で焼成する事から、防水性、耐寒性、耐塩害性に優れている。品質が高いために日本全国で流通するが、前述の特徴から日本海側の積雪が多い地域などでシェアが高い。独特の美しい赤い色が特徴。詳細 »