名古屋コーチン(なごやこーちん) 愛知県愛知県特産である鶏の卵肉兼用種。比内地鶏、薩摩地鶏と並んで日本三大地鶏に数えられる。明治時代に旧尾張藩士の海部兄弟が尾張地方にいた在来種と中国原産のバフコーチンとの交配により作り出した品種。適度に締りのある肉質にコクのある旨味が特徴で、「地鶏の王様」とも称される。詳細 »
薩摩地鶏(さつまじどり) 鹿児島県天然記念物である薩摩鶏とロードアイランドレッド種と12世代にわたり交配・選抜を繰り返して生み出した品種の地鶏。父方である薩摩鶏の荒い気性と活発さを受け継いでおり育てるのが難しいとされ、脂肪分の少ない柔らかい肉質とコクのある旨味が特徴。平成17年度(2005年)に開催された、全国から10銘柄が参加した「地鶏・銘柄鶏コンテスト」の最優秀賞。名古屋コーチン、比内地鶏とともに日本三大地鶏の1つ。詳細 »
比内地鶏(ひないじどり) 秋田県天然記念物に指定されている比内鶏とロードアイランドレッド種を交配して生まれた地鶏。秋田で昔から飼われている比内鶏は肉は美味しいが体が小さく成長が遅かった。そこで肉の美味しさを保ったまま成長を早く、生産性を上げるためにロードアイランドレッド種と交配させて生まれたのが比内地鶏。肉の特性としては赤みが強く歯ごたえがあり、脂の旨味が強いなど、比内鶏の特徴を受け継いでいる。詳細 »