飛鳥寺(あすかでら) 奈良県奈良県高市郡明日香村にある寺院。日本書紀によれば用明天皇2年(587年)に蘇我氏の発願で造営されたとされる。蘇我氏の氏寺であり、本格的な伽藍を備えた日本初の本格的寺院として完成した。鎌倉時代の落雷による火災で伽藍の大半を焼失した。現在の本堂は江戸時代に再建されたもの。詳細 »
薬師寺(やくしじ) 奈良県奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院であり、興福寺とともに法相宗の大本山。創立者は天武天皇。創建は天武天皇9年(680年)。大小の屋根の重なりが律動的な美しさをかもし出す東塔は唯一、創建当時より現存している建物。1998年(平成10年)に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。飛鳥の四大寺の1つ。詳細 »
大安寺(だいあんじ) 奈良県奈良県奈良市大安寺にある高野山真言宗の寺院。大安寺の起源は聖徳太子が平群郡額田部に熊凝道場を創建したことに始まって、その後に官寺となり、百済大寺、高市大寺、大官大寺と名と場所を変え、平城京に移って大安寺となった。詳細 »
川原寺跡(かわらでらあと) 奈良県奈良県高市郡明日香村にかつて所在した寺院。法興寺、薬師寺、大安寺と並び、飛鳥の四大寺の一つに数えられた寺院であったが、度重なる火災などにより中世以降衰退した。現在、寺跡は南大門、中門、廻廊などの旧位置がわかるように整備されている。金堂跡には川原寺の法灯を継ぐ弘福寺が建てられている。詳細 »