静岡県熱海市にある温泉。日本の三大温泉の一つとも言われる。この地では1500年ほど前に海中に沸いた熱湯によって魚類が焼け死んだとされており、被害を被っていた漁民たちの訴えを聞いた箱根の万巻上人の祈祷によって海中の源泉を山里に移したという伝説がある。また、江戸時代には徳川家康が湯治で訪れた由緒ある温泉でもある。

大分県別府市中心部の温泉。源泉数、湧出量ともに日本一を誇る。別府市内には温泉が数百あるが、それらは歴史の異なる8つの温泉郷を中心に分布しており、総称して別府八湯ともいわれる。別府地獄めぐりなど観光スポットも充実しており、毎年1,000万人を超える観光客が訪れる。

和歌山県西牟婁郡白浜町にある温泉。日本三大温泉の1つ。古くは万葉集や日本書紀にも記述があり、斉明天皇や天智天皇も湯治に訪れたとされる歴史の長い温泉で日本三古湯にも数えられる。海岸には水着や湯浴び着着用で入る露天風呂があり、真っ白な美しい砂浜の白良浜を見ながら温泉を気軽に満喫できる。