下仁田ネギ

(しもにたねぎ)
群馬県 下仁田町 名産   
名産
   

群馬県甘楽郡下仁田町とその周辺で栽培される特産品。ネギの原産地は一般には中国西部や中央アジアとされているが、下仁田ネギの由来については詳しくはわかっていない。ただし文化2年(1805年)11月8日付で「ネギを200本至急送れ、運送代はいくらかかってもよい」という記述の手紙が残されており、当時からすでに下仁田ネギが栽培され珍重されていたことがわかっている。
下仁田ネギの特徴としては一本ネギであり、白根の長さ20cmあまりで直径は6cm~9cmと他の品種に比較しても太く、短い特徴的な形をしている。生では食べられないほど辛味が強いが、熱を通すと下仁田ネギ本来の甘味を感じることができる。すき焼きや鍋物の具材として使われる場合が多い。
下仁田ネギ