伏見

(ふしみ)
京都府 京都市 名所   
名所
   

京都市の南東部に位置する区。酒処で日本全国的に有名な地域。伏見は、古くは「伏水」と呼ばれた質の高い伏流水に恵まれ、天然の良水が多く存在した事から酒造りが盛んになった大きな要因とされている。寛永14年(1637年)創業の大手酒造メーカー、月桂冠もこの伏見の地で創業した。
酒処の町としての伏見の歴史は、豊臣秀吉が伏見城を築城した際に今の伏見の原型とされる巨大な城下町を作ったのが始まりとされる。その後、徳川幕府によって伏見城が取り壊されたあとも街並みは残り、宿場町・港町として水陸交通の要として発展した。伏見の酒は行き交う商人や武家によって全国に知られていったという。
伏見

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