相馬野馬追

(そうまのまおい)
福島県  文化   
文化
   

福島県相馬地方で行われる、千年以上の伝統ある壮大な祭り、および神事。呼び物には「甲冑競馬」と「神旗争奪戦」があり、「甲冑競馬」は騎馬武者が背中に差した色とりどりの旗をはためかせてコースを駆け抜ける。「神旗争奪戦」は打ち上げられた花火の中から落ちてくる御神旗を約280騎の騎馬武者たちが激しく奪い合い、会場に集まった観客を大いに沸かせる。
相馬氏の遠祖である平将門が、領内に放した野生の馬を敵兵に見立てて軍事訓練をしたことが起源とされる。神事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
相馬野馬追