熊本県山鹿市、山鹿温泉にある大宮神社の祭り。毎年8月15日から17日にかけて行われ、各町ごとに作った燈籠を大宮神社に奉納する。頭に金銀の灯籠を乗せた浴衣姿の女性たちが舞踊る「千人灯籠踊り」が特に有名。
九州御巡行の景行天皇が菊池川をさかのぼり、山鹿に上陸する際に濃霧に進行を阻まれたが、地元住人が松明を灯して無事に案内した。それ以来、大宮神社に松明を毎年奉納するようになったことが祭りの起源とされている。