大分県中津市の祭。毎年7月下旬の3日間にわたって行われる約570年以上の伝統がある祭りで、12台の祇園車（ぎおんぐるま）と呼ばれる漆塗りの山車と闇無浜神社、中津神社の御神輿が中津の旧市内をまわり、祇園車の上で民舞等が奉納される。見所は2日目と最終日の晩に行われる「練り込み」で、神社境内で高さ約5メートルの祇園車を勇壮に走らせる。
2004年（平成16年）に大分県の無形民俗文化財に指定されている。