埼玉県秩父市にある神社。社伝によると崇神天皇10年(紀元前87年)に創建され、二千年余りの歴史を誇る関東屈指の古社。秩父地方を守護する総鎮守でもある。神社の社殿は天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進したもので、県の重要文化財に指定されている。
祭神は、政治・学問・工業・開運の祖神である八意思金命(やごころおもいかねのみこと)と、秩父地方開拓の祖神である知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)、古事記の中で高天原の主宰神となった天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、昭和天皇の弟である秩父宮雍仁親王(ちちぶのみや やすひとしんのう)を祀っている。