兵庫県宍粟市にある神社。海神社、粒坐天照神社とともに播磨三大社のひとつ。主祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)で、伊和大神とも呼ばれる。成務天皇14年(144年)、または欽明天皇25年(564年)の創建と伝わる。
伊和神社には「鶴石」の伝承があり、今でも本殿裏に祀られている。564年(欽明天皇25年)に豪族・伊和恒郷(いわのつねさと)に大己貴神から自分を祀るように神託があり、一夜にして辺りに木々が生い茂り、多くの鶴が空を舞っていた。大きな白鶴二羽が石の上で北向きに眠っていたことから鎮座地をそこに決め、社殿を北向きに造営したとされる。