金峯山寺

(きんぷせんじ)
奈良県  寺院   
寺院
   

奈良県吉野郡吉野町にある寺院。修験道の本山であり、7世紀後半に修験道の開祖とされている役小角(えんのおづぬ)が創建したと伝えられる。本尊は釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊の合体したものとされる、蔵王権現(ざおうごんげん)。ユネスコの世界遺産に登録されている。
2009年に金峯山寺境内の発掘調査で、1592年再建の本堂「蔵王堂」の創建当初のものとみられる平安時代後期の瓦が100点以上出土し、修験道寺院の歴史を解明する上で貴重な資料の発見となった。
金峯山寺