あぶらとり紙

(あぶらとりがみ)
京都府  名産   
名産
   

京都府京都市に本社を置く、明治37年創業の化粧雑貨品会社、「よーじや」が製造販売する、顔の皮脂などをとるために用いる化粧用の和紙。看板商品のあぶらとり紙は、日本で最も有名なあぶらとり紙ブランドのひとつ。
よーじやのあぶらとり紙は大正時代(1920年頃)にさかのぼり、発売当初は顔が覆えるほどの大きさだったものを、改良を重ねて小さな手帳の形にして販売したところ、徐々に愛用者が増えたという。京都という土地柄から、舞台や映画関係者、花街の女性たちに広まり、京都ブランドのひとつとして全国に紹介されるようになった。
あぶらとり紙