千枚漬け

(せんまいづけ)
京都府  料理   
料理
   

京都府の郷土料理。蕪(かぶ)を薄く切って昆布、唐辛子とともに酢漬けにした浅漬けの漬物。普通、京野菜の聖護院蕪を使う。漬け込む枚数が千枚以上、または蕪を千枚ほども薄く切って作るのが名前の由来と伝えられる。有名な京都みやげの一つ。かつては塩漬をして昆布だけで本漬を行い、乳酸発酵をさせる漬物であったが、第二次世界大戦後は、砂糖、酢、調味料を使う、現在の酢漬けの千枚漬が作られるようになった。
千枚漬け