けの汁

(けのじる)
青森県 弘前市 料理   
料理
   

青森県津軽地方の郷土料理。もともと「かゆの汁」から由来し、米が貴重だった頃に、野菜や山菜を米に見立てて細かく刻んで食べたのが始まりと言われている。1月16日の小正月に1年の無病息災を祈りよく食べられる。大根、人参、ごぼう、わらび、凍豆腐、こんにゃくを五ミリ角位に細かく切り、一気に煮込み、赤味噌で味付ける。
「粥」は七草がゆからあてられた呼称ともいわれ、野菜の無い冬場、保存しておいた材料を用いた滋養あふれる料理。
けの汁