高取城

(たかとりじょう)
奈良県     
城
   

奈良県高市郡高取町高取にあった城。1332年(元弘2年)、越智邦澄が築城したと伝えられている。江戸時代は高取藩の藩庁であった。日本三大山城の一つに数えられ、日本100名城(61番)の一つ。日本三大山城(美濃岩村城、備中松山城、大和高取城)の一つに数えられる。『巽高取雪かと見れば、雪ではござらぬ土佐の城』と景観をうたわれた。土佐の城は高取城のこと。
天正13年、筒井定次は伊賀上野へと移され、大和・和泉・紀伊三国は豊臣秀長が領することになり、高取城へ本多正俊が入った。 本多氏は、大和大納言家断絶後、15,000石を領して大名となったが、寛永14年、本多利家に嗣子無く断絶。寛永17年に植村家政が25,000石で入封し、植村氏が明治まで代々領した。
高取城