大洲城

(おおずじょう)
愛媛県     
城
   

愛媛県大洲市大洲にあった城。1331年(元徳3年)、伊予国守護の宇都宮豊房が築城。戦国末期の1568年(永禄11年)までの237年の間宇都宮氏の居城であった。現在の大洲城は、戦国時代後、大洲の地を治めた各諸大名たちの造営によるもの。日本100名城(82番)の一つ。別名、地蔵ヶ嶽城、比志城、大津城。主な城主として宇都宮氏、藤堂氏、脇坂氏、加藤氏が挙げられる。
明治維新後、城内のほとんどの建築物が破却されたものの、地元住民の活動によって本丸の天守・櫓は一部保存されたが、明治21年(1888年)老朽化により、天守は解体された。市民による寄付等によって平成16年(2004年)に復元される。
大洲城