水戸城

(みとじょう)
茨城県     
城
   

茨城県水戸市三の丸にあった連郭式平山城。建久年間(1190年-1198年)に馬場資幹が築城したといわれている。江戸時代は、徳川御三家の一つ水戸徳川家の居城であった。日本100名城(14番)の一つ。石垣がなく、全て土塁と空堀で構成されていた。天守は建造されず、3重5階建ての御三階櫓があった。
徳川御三家の居城であったにもかかわらず、尾張藩の名古屋城、紀州藩の和歌山城に比べるとかなり質素で、防衛上の重要性がなかったためか城郭と言うよりはむしろ政庁としての性格が強かったようである。
水戸城

水戸城