日本三大めぐり
あくまき
(あくまき)
鹿児島県 スイーツ
鹿児島県の季節和菓子。主に南九州で端午の節句に作られる。木や竹を燃やした灰からとった灰汁(あく)に浸したもち米を竹の皮などで包んで、灰汁水で炊いて作る鹿児島独特の餅。きな粉や砂糖などで好みの味に味付けし食する。
灰汁の成分には殺菌効果があり、日持ちがよいため保存食としての役割があり、秀吉の朝鮮出兵や関ケ原の戦いで兵糧食として携帯されたという。そのうち一般家庭でも食べられるようになり、端午の節句の行事にはかかせないものとなった。
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