鮑腸

(ほうちょう)
大分県  料理   
料理
   

大分県大分市戸次地区の郷土料理。一本2メートル以上ある、うどんのような麺を大分特産のカボスを薬味にめんつゆで食べる。名の由来は大分の戦国大名である大友宗麟が合戦に赴いた際、家臣が宗麟のために不漁で入手できない鮑(アワビ)の腸に似せた麺を作ったら鮑好きの宗麟が喜んだという説が有力。
手間がかかりすぎるせいか今では一般家庭では作られなくなったが、1967年に発足した「戸次鮑腸保存会」によって月1度練習会が開かれ、伝統の味を守る努力がされている。
鮑腸