あぶってかも

(あぶってかも)
福岡県  料理   
料理
   

福岡県の郷土料理。明治後期スズメダイの大群が博多湾に押し寄せ、処分に困った漁師たちがとりあえず塩を振って持ち帰り、炙って食べたのが「あぶってかも」の始まりとされる。「炙って噛もう」「炙ると鴨の味のようだ」などから来ているといわれている。
一般的な調理方法は、スズメダイを真水でよく洗い、内臓を取り出したものに多めに塩を振り、軽く干したものを、うろこを落とさずに真っ黒になるまで焼く。食べる際にはうろこを皮ごと剥いて食する。
あぶってかも