津和野城

(つわのじょう)
島根県     
城
   

島根県鹿足郡津和野町後田にあった城。1295年(永仁3年)、地頭として鎌倉幕府から補任された吉見頼行が築城。吉見氏はこの地で十四代続く。江戸時代は亀井正矩が因幡鹿野より入封し、11代続いて明治に至る。日本100名城(66番)の一つ。
本丸は海抜367m、近世の絵図面などによると本丸を中心に城門六、櫓が十四あったことが分かるが、天守は貞享三年(1686)落雷のため焼失してから、ついに再建されるはなかったという。 その他の建物も明治七年(1874)にことごとく破却され、今ではただ石垣と多くの曲輪跡が往時を偲ぶよすがとなっている 元和3年、坂崎直盛改易後、亀井正矩が因幡鹿野より43,000石で入封する。その後11代続いて明治に至る。
津和野城