戸畑祇園大山笠

(とばたぎおんおおやまがさ)
福岡県  文化   
文化
   

福岡県北九州市戸畑区の祭り。江戸時代に戸畑区で疫病が蔓延した際、神社に祈祷したところ無事に終息した。この事を喜んだ村人が山笠をつくり神社に寄進したことが戸畑祇園の始まりといわれている。12段309個、高さ約10m、重さ約2.5tもの提灯大山笠をかきこ(担ぎ手)と呼ばれる男衆たちが掛け声とともに練り歩く姿は勇壮で見ごたえがある。
博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県夏の三大祭りの一つとされ、競演会には毎年10数万人の観衆が訪れる。
戸畑祇園大山笠