博多祇園山笠

(はかたぎおんやまかさ)
福岡県  文化   
文化
   

福岡県福岡市博多区で開催される700年以上の伝統のある祭。博多どんたくとともに、博多を代表する祭り。鎌倉時代に博多で疫病が流行った際に、聖一国師弁円が町民に担がれた木製の施餓鬼棚に乗って、疫病退散を祈願しながら水を撒いて博多市内をまわったのが始まりとされる。国指定重要無形民俗文化財に指定されている。
祭の最後を飾る催しとして「追い山」がある。舁(か)き山笠を運営する複数のグループが山笠を担いで駆け回るスピードを競い合う。非常に豪快で迫力があり、福岡市内のみならず近隣各地から多くの観衆を集めている。
博多祇園山笠