岡崎城

(おかざきじょう)
愛知県     
城
   

愛知県岡崎市康生町にあった城。別名、龍城。1452年(享徳元年)、三河守護代・西郷稠頼・頼嗣が築城。徳川家康が生まれた城として有名で、江戸時代は「神君出世の城」として神聖化された。日本100名城(45番)の一つ。岡崎市の北部にある大樹寺の正門から岡崎城を観ることができる。これは3代将軍家光の「この間には大きな建物を建ててはいけない」という遺訓が、今でも守られている。
江戸時代は、本多氏(康重系統)、水野氏、松平(松井)氏、本多氏(忠勝系統)と、家格の高い譜代大名が城主となった。石高こそ5万石前後と少なかったが、大名は岡崎城主になることを誇りにしたと伝えられる。 最後の領主は、平八郎系の本多家です。明治6年に取り壊しとなるが、昭和34年に天守閣と井戸櫓、附櫓が再建され、平成に入ってから大手門が作られた。
岡崎城