安土城

(あづちじょう)
滋賀県     
城
   

滋賀県近江八幡市安土町下豊浦にあった城。1576年(天正4年)、織田信長が築城。丹羽長秀を普請奉行にして、山に「安土寺」があったことから、この地を安土と改名し、3年後に完成した。現在、石垣のみが残っている。日本100名城(51番)の一つ。
標高199m、比高110m。 「天下普請」の起源として東海・北陸・近畿にいる配下の武将を総動員し、さらに京都・奈良・堺の名工たちを集めて建築され、五層七重の天主閣を擁していた。また、安土山の谷筋には羽柴秀吉や徳川家康、前田利家などの家臣の屋敷が連なっていたとされる。 織田信長がこの地を本拠に決定したのは、東西に陸路が通り、瀬戸内や大阪からの水路の便が良く、尾張からも、京都からも近いことなどが要因と推察されている。
安土城

安土城
安土城