犬山城

(いぬやまじょう)
愛知県     
城
   

愛知県犬山市にあった城。1469年(文明元年)、織田信長の叔父である織田広近が築城。築城当時の木材が多く残され、現存する最古の木造天守閣。尾張(愛知県)と美濃(岐阜県)の国境に位置するため、戦国時代を通じて国盗りの要所となった。日本100名城(43番)の一つ。江戸時代は尾張藩付家老の成瀬正成が城主となり、幕末まで続く。明治維新による廃藩置県のため、この城は愛知県所有となる。
明治24年の濃尾地震で半壊し、その修復を条件に城は再び成瀬家の所有となり、平成16年に財団法人に移管するまで日本で唯一、個人所有の城であった。
犬山城

犬山城