清澄庭園

(きよすみていえん)
東京都  庭園   
庭園
   

東京都江東区清澄にある都立庭園。池の周囲に築山や名石を配置した「回遊式林泉庭園」。見所は三つの中島を配した「泉池」に、池の端に石を飛び飛びに置いた「磯渡り」、無数に配置された名石など。庭園は東京都指定名勝に指定されている。
元々この地は、江戸期の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられる。享保年間(1716~1736年)には下総関宿藩主・久世大和守の下屋敷となり、ある程度の庭園が形作られたとされている。明治11年には岩崎弥太郎が庭園造成を計画し、竣工。弥太郎亡き後も造園は進められ、現在のような「回遊式林泉庭園」が完成。
清澄庭園