慈照寺(銀閣寺)庭園

(じしょうじ(ぎんかくじ)ていえん)
京都府  庭園   
庭園
   

京都府京都市左京区の慈照寺(銀閣寺)境内にある日本庭園。錦鏡池を中心とする池泉回遊式庭園であり、国の特別史跡、特別名勝に指定されている。「苔寺」の通称で知られる西芳寺庭園を模して造られたとされるが、江戸時代に大きく改修されており、室町時代の創建当時の姿とは異なっている。
庭園で特に目を引くのが、白砂を用いて波形に作り中国の西湖の風景を表したという銀沙灘(ぎんしゃだん)と、富士山状に盛られた砂山の向月台(こうげつだい)の2つの砂盛り。向月台は東山に昇る月をこの上に座って待ったといわれ、また銀沙灘は月の光を反射させるために作られたとされている。
慈照寺(銀閣寺)庭園