彦根城

(ひこねじょう)
滋賀県     
城
   

滋賀県彦根市金亀町にあった城。別名、金亀城。1622年(元和8年)、井伊直継が築城。幕末安政の大獄で有名な彦根藩十三代藩主である大老井伊直弼など、時代と共に幕府の中核となる人物を輩出した徳川家譜代の井伊氏三十五万石14代の居城。日本100名城(50番)の一つ。天守が国宝指定された四城の一つに数えられる。
新政府の廃城令によって姿を消していく城のなかで、今なおその雄姿を見ることの出来るのは、明治11年の廃城撤去の寸前に大隈重信が視察し、その名城の消失を惜しみ明治天皇にその旨を奏上したことにあった。
彦根城