水軍鍋

(すいぐんなべ)
広島県  料理   
料理
   

広島県の郷土料理。広島県尾道市因島や愛媛県今治市周辺で作られる鍋料理。「八方の敵を食らう」という意味で必ずタコが入る。室町時代から戦国時代にかけて因島を中心に瀬戸内に一大勢力を誇った村上水軍(海賊)が出陣する際、必勝祈願と士気向上のために食べたのが起源。酒盛りのあとは、鍋に麦飯を入れて雑炊で締めくくるのが水軍流である。
水軍鍋